ココがポイント
大人気の漫画を原作に2019年春に映画化されたキングダムを見たのでご紹介。原作は『週刊ヤングジャンプ』にて2006年から連載されており、累計発行部数3,800万部超えを記録している原泰久「キングダム」である。中国の歴史漫画として、現時点でトップの人気の漫画であることは間違いない。原作が面白い漫画の映画化は期待外れになる事も多いが本作はどうか?
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ストーリー
紀元前245年、春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。戦災孤児の少年・信と漂はいつか天下の大将軍になることを夢見て日々剣術の鍛錬を積んでいた。ある日、漂は王都の大臣である昌文君によって召し上げられ王宮へ。信と漂の二人は別の道を歩むことになる・・・。
王宮では王の弟・成きょうによるクーデターが勃発。戦いの最中、漂は致命傷を負うが、何とか信のいる納屋にたどり着く。「お前に頼みたいことがある」血まみれの手に握られていたのは、ある丘に建つ小屋を示す地図だった。「いますぐそこに行け! お前が羽ばたけば、俺もそこにいる…。信! 俺を天下に連れて行ってくれ…」力尽きる漂。泣き叫ぶ信。漂が手にしていた剣とその地図を握りしめ、信は走り出した。
走る先に何があるのかもわからず一心不乱に走る信。たどり着いた先で、信の目に飛び込んできたのは、なんと冷静にたたずむ表の姿だった!?死んだはずの漂がなぜ?
「お前が新か」
そこに居たのは、王座を奪われ、王都を追われた秦の若き王、えい政だった。そのえい政に瓜二つの漂は、彼の身代わりとして命を落としたのだった。激高する信だったが、国を背負うえい政の強さと漂の遺志を受け止め、えい政と共に行動することを決意。二人は王宮を奪還するため立ち上がる。しかし、それはえい政にとって、路の第一歩に過ぎなかった。
中華統一。戦乱の世に終わりをもたらす、未だかつて誰もが成し遂げていない、とてつもなく大きい夢をえい政は心に宿していた。
信は天下の大将軍を、えい政は中華統一を。その夢は途方もない修羅の道。
若き二人の戦いの火ぶたが切られた。
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キャスト
- 信:山崎賢人
- 嬴政:吉沢亮
- 河了貂:橋本環奈
- 楊端和:長澤まさみ
- 王騎:大沢たかお
- 騰:要潤
- 成蟜:本郷奏多
見どころ
この映画の最大の見どころは間違いなく魅力的なキャストである。
河了貂を演じている橋本環奈かわいい!銀魂の時は、個人的にはちょっと残念だな、と思っていたのであるが、この役は間違いなくはまっている。なお、映画版では女であると明かされていないので、続編を期待したいところである。
次は楊端和を演じている長澤まさみ。セクシーで、これもすごいはまっている。漫画のイメージにぴったりであると個人的には思う。ただちょっと残念なのは、二の腕がぷにぷにしているところであるが、まあそれはご愛敬ということで。
個人的に、最大の見どころは王毅将軍の「ンフフ」である(笑) 大沢たかお、どうなの、と思っていたのであるが、間違いなく、これははまり役である。もう、見ながら笑ってしまうくらいはまっていた。
まとめ
というわけで、この映画は個人的には超ツボにはまっている。漫画を読んでいる人も失望しない出来だと思うので、まだ見ていない人は是非見ることをお勧めする。
また、続編が製作されたら是非見たいと思う映画である。