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2021年頭所感「生き残るのは最も強いものではない。変化に対応できたものだ」

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2021年明けましておめでとうございます。普段から当ブログをご愛顧いただきありがとうございます。今年もよろしくお願い致します。

 

 

私は実に9年ぶりの日本で、思いがけず静かな年末と正月を迎えることができました。我が家は伝統的に31日におせち料理を食べて、年越しそばも本当に年を越す時間に食べます。

 

 

静かな正月と言っても、もちろん、コロナでどこにも出かられなかっただけで、本当は南国で正月を迎えたかったのですが(笑)

 

この9年ほど仕事の関係もあり北京に住んでいました。しかし、20年3月にこのコロナにより、子供の教育も考えて日本に戻ることにしました。バタバタと帰国を決めたので、いろいろと北京に心残りもあったのですが、ひさびさの日本生活を満喫しています。

 

今振り返ると、2020年という年は、20世紀以前の生活・仕事スタイルから21世紀の新スタイルへの変格点であったのえはないか、と思えてなりません。

 

ちなみに、娘ふたりは中国で生まれてずっと中国でしか生活したことなかったので若干心配でした。上の娘は幼稚園もインターナショナルスクールで日本の学校になじむことができるのか不安でしたが、今では楽しそうに日本の小学校に通っています。

 

下の娘はずっと中国語で生活してきたので心配でしたが、今では中国語を忘れつつあるくらい日本生活を満喫しています。日本の幼稚園の先生が大好きなようです。

 

本当に、娘たちの環境適応能力については驚かされます

 

そこで、唐突に今年、気を付けたいと思っていることをお話しすると「生き残るのは最も強いものではない。変化に対応できたものだ」というダーウィンの言葉です。

 

ウェブ検索するとこの言葉は間違っている、というような論調を見受けます。変化に対応するには、遺伝子レベルの変化が必要で、それはDNAのコピーミスが偶然、幸運にもおこっただけであるというのである。

 

例えば、キリンの首が長いのは、高いところの葉っぱを食べたいから伸びて、それが親から子供に遺伝していった、というような因果関係で起こったわけではなく、先にDNAレベルのコピーミスが起こって首が伸びたから高いところの葉を食べて生存競争を生き残った、というのである。

 

 

まあ、この因果関係はどうでも良いのであるが、とどのつまり幸運にも変化に対応できるものだけが生き残るのである。娘たちの環境適応能力を見ていると、本当にそう思わずにはいられない。

 

コロナ後の世界は、偶然でも幸運でも構わないのであるが、新しい仕事・生活スタイルに適応できたものが、高い競争力を持つ社会になると思います。

 

私は2021年は、来るべき新しい世界に向けて、力を蓄える基礎固めの年にしたいと思います。このまま、コロナ前の仕事や生活スタイルに戻ってしまっては、私はやはりいけないと思うのです。未来に向けて、小さな一歩で良いので、進化していかないといけないと思います。

 

というわけで、2021年、変化を掴み取る幸運に出会えるように頑張りたいと思います。コロナ禍で大変な人も多いと思いますが、一緒に、もがきながら前進できれば良いですね。

 



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