北京朝陽公園は、大使館エリアに隣接する美しく整えられた総合的かつ多機能な大規模文化レクリエーションおよびエンターテイメントパーク。
1984年に設立され、当初は別の名前であったが1992年に北京朝陽公園に改名された。 北から南へ約2.8キロメートル、東から西へ1.5キロメートルと、およそ日本人が想像する公園とは異なる広さで、緑地占有率は87%となっている。
下の地図を見ると、あの故宮の2倍以上の面積となっているのが分かる。
なお、公園内には遊園地やプール、ランニングコースなど様々な施設がある。
入場料:5元
場所:北京市朝陽区農展館南路1号
子供でも安心して遊べるジェットコースター。結構楽しめるようで、子どもたちは何回も乗っている。もちろん、有料だが、子どもたちは気にしない(笑)
公園内の並木道はたくさんの我族連れが通っている。ジョギングしている人も多数。
お化け屋敷もある。中はちょっとショボいのであるが子供は大喜び。安っぽいと胡散臭さ満開である。
遊園地の遊技場の真ん中あたりにある広場。様々な遊具があり、たくさんの子供が遊んでいる。
日本の屋台のような店も出ている。別に夏祭りというわけでは無く、常設になっており、カップルがよく遊んでいる。
水上ボートは暑い夏には涼しげで良い感じ。
名前は分からないが水上人間ハムスターも人気。小さな子供たちがたくさん遊んでいる。
公園内ではこのようなレンタルサイクルや電動のカートが貸し出されている。これが結構快適なので一度試してみることをおすすめする。乗るためには、種類によって異なるがデポジットで最大300元ほど預ける必要があるが、返却したらこのお金は戻ってくる。30分でいくら、などの時間貸し制となっている。
公園内にはランニングステーションもある。グッズ販売や、レンタルロッカーもある。中に入ったことはないのでしゃわーがあるかどうかは分からない。
ランニングしているおじさんを激写(笑)ランニングロードも完備されているのでかなり快適に走ることが出来る。
公園の中にはソニーの科学館がある。どのようにして交渉して設置したのかは知らないが、もの凄い宣伝効果があると思われる。今から日系企業が公園内に設置したいと言っても絶対に無理であろう。
ちょっと写真を取るのを忘れたので拾いものだが、小さい動物園もありエサをやることも出来る。これも子供に大人気の場所である。アルパカが可愛い!また、ポニーに乗ることもできる。
夏場には人工の砂浜付きの大きなプールもオープンする。内陸で海に面していない北京で砂浜が楽しめるため、北京の短い夏を楽しむ人たちでごった返している。オープン期間は7〜8月くらい。
最後にジャングルジムのようなもの。ここではおじいさんがストレッチしていたり、子供が登って遊んでいたりします。
動画 遊園地の子供ジェットコースター
動画 屋台みたいなのもたくさん
動画 水上ハムスター
以上、北京最大の公園である朝陽公園の紹介をしてみたが、この公園、日本語の公園をイメージしていると大間違いであり、複合娯楽施設、遊園地のようなものである。
老若男女、皆んなが遊べる施設であり、バカでかくて、色々な施設があるので一日いても飽きることはない。もちろん、食べ物も至るところに売っている。
まさに北京市民の休日の憩いの場となっており、狭い日本より豊かな日常ライフがこここには確実にあると思う。
中国に行ったことがない人は、共産党支配の抑圧された社会だ、なんて思ってしまったりするかもしれないが、全くそんなことはなく、豊かな生活の営みが繰り広げられている。
そのような北京人の生の生活の片鱗を体験したいなら、一度は朝陽公園を訪れてみることをおすすめする。