前回は主に四合院の知識面を確認してきたが、今回は画像メインで、前回学んだことを確認しながら見ていきたいと思う。最後のほうに寸法図付きのイメージ図も載っているので、お金があれば是非建築して、ご連絡ください!
<前回記事>今回の記事はこれを読んでからのほうが分かりやすいと思う。
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実物の写真
中庭は住人の癒やしのスペース。テーブルを置いてお茶を飲んだり、雑談をしたりする。
かなり大規模な中庭。街灯のようなものがある。
現在でも故宮近くにある四合院の実物。電線があるあたりが生活感がある。
独立式の影壁の写真。これは装飾されていてかなり綺麗なもの。
典型的な感じの四合院。入口が中央にあるタイプ。
これも実際に使われている四合院を上から撮影したもの。真ん中にあるのは金魚鉢であろうか。
狭いながらも典型的な中庭。やはりこの石の椅子とテーブルがスタンダード。
こちらも標準的な中庭。春節の飾りがされている。
中庭。右側の丸い門が中国っぽくて好きである。円のものは「満月門」、底が大地につき少し欠けたものは「平底円門」と呼ばれるらしい。
渡り廊下のある中庭。渡り廊下の縁側は座れるようになっているのが普通。
何やら煙の上がっている中庭。幻想的である。
夕方で、屋内に電気がついた中庭。ライトの配置が良くてとても綺麗。
渡り廊下に植物や石などが配置されている。これも典型的な中庭の装飾であろう。
中庭で飲む中国茶は格別。
イメージ図
さて、ここからは実際の写真では無く、イメージ図を紹介したい。いま、中国人の金持ちでも四合院に住むのは難しい。しかし、ネットを見ると、モダンな四合院のイメージ図がたくさんアップされている。皆、四合院に住むことを夢見ているのであろうか。
大きさも手頃そうで、これくらいならばなんとか手が届きそうなレベルの四モダンな四合院タイプの住宅。
これはかなり大きなタイプである。実際にこれくらいの大きさの家に住めるのはかなりのお金持ちくらいであろう。
中庭が結構広い四合院。ジャッキー・チェンならば真ん中でカンフーの練習をしそうなくらい広い。
一部三階建のタイプ。要塞のようでかっこいい。
西南に入口がある四合院タイプの住宅。西南入口は中々見かけない。
影壁がある四合院。これはかなり大きな家となっている。私はやはりこのタイプが好きである。
横長タイプの四合院。部屋の配置、門の位置など四合院のセオリー通りである。
イメージ図(寸法図付き)
さて、最後になるが、平面図・寸法図付きのイメージ図を紹介したい。すべて中国のネットで拾ったものであるが、これを日本の大工さんに渡したら作ってくれないかなぁ。
中々典型的なタイプの四合院。寝室が5個もある。部屋数は7部屋プラストイレ・風呂で、中国基準で言うと小型かも知れないが、日本基準ではやはりかなりやはり大きめではある。
2階建てタイプ。寝室がなんと10部屋もある。
中庭がちょっと狭いタイプである。これはこれでカッコいいのであるが、個人的には中庭は大きい方が好きである。
まとめ
というわけで、今回は画像中心に四合院を見てきた。こんな家を日本で作ったらすごく目立つだろう。お金持ちの皆さん、ぜひ試してみてほしい。