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北京、秋の花粉症の正体は?

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前回、北京の春の花粉症の犯人を書いたが、北京は秋の花粉症も結構ひどい。2010年くらいからクローズアップされるようになってきたのであるが、最近、北京人の中でも花粉症患者は増え続けており社会問題化している。今回は北京の秋の花粉症の犯人を追ってみたい。

 

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秋の花粉症の時期

 

北京の秋の花粉症の時期は8月中旬~10月までと言われている。私も8月末からくしゃみの症状が始まった。私の場合は春ほど症状はひどくは無いが、私の周囲でもまったく同じ日からくしゃみをし始めた人がたくさん居た。

 

北京に花粉症患者は居るのか?

 

北京市には100万人以上の花粉アレルギー患者がいると言われているらしい。想像以上に多い数字である。

 

2010年頃から花粉症の飛散量は細かく観測されており、お天気アプリ等で花粉症予報も毎日発信されている。最近では朝のニュースでも報道している。2010年以前はほとんど観測されていなかったようであるが、日本の観測システムを倣って中国でも観測システムが構築されたようである(出典:中国サイト)。

 

秋の花粉症がテレビで報道されている様子

 

北京市の秋の花粉症の正体は?

 

北京の秋の花粉の正体は主に以下の通りである。日本でもおなじみの草木類が多い

 

①莠(yǒu):エノコログサ

 

イネ科の一年草。野原、畑、道端などいたるところに普通に生える雑草である。高さ40~70cmの茎に細い葉を交互に生やして、夏から秋にかけて茎頂に長さ4~10cmほどの緑色円柱状の花穂をつける。和名は「犬の子草」の意味で、穂の感じが小イヌの尾に似ていることによる。またこの穂にネコがじゃれるので、ネコジャラシの別名もある。

 

②葎草(lǜ cǎo): カナムグラ

カナムグラは、アサ科・カラハナソウ属の道端などの荒れ地などに生えるつる性の1年草。繁茂するとなかなか取れない。繁茂力のある草で、山間の道端などでもよく見かける。葉は対生し、長さ5~12cmで掌状に5~7裂する。表面には粗い毛がありざらつく。

 

③藜(lí):アカザ

 

茎は直立した状態で2メートル程にもなり質は堅いので昔から杖に使われていて、今でも杖の材料として使われている。また、アカザは好窒素植物で多くの窒素を吸収すると言われている。若芽の時と大きくなってきた時の見た目が全然違って見え、花は真っ赤な小さな花を沢山つける。

 

④蒿草(hāo cǎo):ヨモギ

 

ヨモギはキク科ヨモギ属に属する多年草植物で、若葉は食用となる代表的な春の野草のひとつです。繁殖力が強く、いたるところで育つことができる野草で、乾いた道端によく生えている。夏から秋にかけて淡褐色の小さい花を多数咲かせ、この時に花粉を飛ばす。ヨモギは古くから切り傷、食あたり、下痢止めなど外用・内服を問わず利用されてきた薬草でもある。

 

⑤豚草(tún cǎo):ブタクサ

 

キク科ブタクサ属の一年草。ブタクサの原産国であるアメリカではこのブタクサ花粉に悩まされている人が全人口の5~15%を占めるほどアレルゲンとしては有名。ブタクサ花粉は7月~10月頃の夏から秋にかけて空気中に舞い散る。

 

まとめ

 

北京の春の花粉症とはことなり、秋の花粉症の原因は日本とあまり変わらず、草木類が主たるアレルゲンとなる。今回の写真をよく覚えて、間違えて触ってしまわないように是非気をつけてほしい。

 



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