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中国紙幣に描かれた名所旧跡リストと地図

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1999年に発効された第5世代の中国人民元の背景には中国の名所旧跡の絵がプリントされているが、皆さんは場所をご存じであろうか?

今回は、豆知識として中国紙幣の裏に描かれている場所とその特徴を説明したい。

 

 

地図で見るお札の場所

 

お札で描かれている場所を地図にプロットすると以下の通りとなる。場所がかたよらない様に、全国各地からまんべんなく配慮されて選ばれているのが分かる。また、ちょっと中国に詳しい日本人であれば知っているような比較的有名な場所ばかりである。

 

もちろん、中国人は当然のように知っているような場所ばかりなので、我々も話のネタに覚えて損はない。

 

 

100元:人民大会堂@北京

 

 

ここは非常に有名であるが、中国の国会である全人代が開催される場所で、天安門の西側に存在する。中国建国10周年記念行事として、1958年から59年にかけてわずか10ヶ月で建設されている。

 

全300室、内33は会議場で、一番大きな大会議場は1万席!という大きさである。

 

一般人の見学も可能で、内部の食堂では特別なコネがあれば一般人でも食事できる。演奏会などのイベントでも使用されることがある。

 

50元:ポタラ宮@チベット

 

 

これも知らない人はいない場所である。1642年に現在まで続くダライ・ラマ政府が成立したのち、ラサに十数年かけて建設された宮殿。

 

標高は3700mで、7世紀半ばに吐蕃が築いた宮殿をベースに建築されたものであるという。内部の部屋数はなんと2000もある。

 

現在、チベットへの外国人の個人旅行は厳しく制限されているが、死ぬまでには一度は訪れたい場所である。

 

20元:漓江@桂林

 

 

りこうと読む。国家重点風景名勝区に指定されている。場所は広西チワン族自治区の東北部にあたる。

 

4億年ほど前の石灰岩層が侵食されて形成された塔城の峰が独特の風景を形成している。なお、ここにある石灰岩は世界一質量が重い石灰岩であるという。

 

山水画の風景というとやはりこのような風景を思い出す。

 

10元:長江三峡・瞿塘峡@重慶

 

 

瞿塘峡(くとうきょう)は長江本流に位置する峡谷であり、巫峡(ふきょう)、西陵峡(せいりょうきょう)と並び長江三峡と呼ばれている。

 

場所はかの有名な、劉備玄徳が亡くなったと言われている重慶の白帝城から始まる。三峡のなかでも最も雄大であると言われている。

 

5元:泰山@山東省

 

 

ユネスコの世界遺産に登録されており、中国五岳(道教の聖地である5山)の一つで高さ1545m。

 

この山の神である泰山府君は寿命や死後の世界を司るとされ、安倍晴明が使ったとされる陰陽道の最高奥義「泰山府君の祭」は死者を蘇らせる秘術であったとされる。

 

 

山麓には泰山府君を祀った岱廟がある。岱廟の壮大な有様は中国三大建築(他に、孔廟、紫禁城)の一つに数えられる

 

1元:西湖@杭州

 

 

おなじく世界遺産となっている杭集の西湖。まあ、中国で一番有名な湖なので多くの日本人が知っている場所の一つでもある。

 

有名な政治家で詩人でもある蘇軾(蘇東坡)や白居易などが詩に読んだことでも有名。

 

中国でも有名なことわざである「上有天堂、下有蘇杭」。あの世には天国があるが、この世には蘇州と杭州がある、と言われるくらい有名な観光地であり、もちろん外国人観光客も多いが、それよりも中国人観光客が大挙して押し寄せている場所である。

 

まとめ

 

以上、中国の紙幣に描かれた名所旧跡を紹介してきたが、私はこのうちの5箇所は訪問したことがある。あと1箇所、機会があれば是非訪問してみたいものである。

 

中国は名所旧跡が多いため、何かテーマを決めて訪問場所を選んでいる人も多いのでこのすべてを訪問する目標を立てるなども非常に趣があって良いのでは無いかと思う。

 



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